「勉強しているのに成績が上がらない…」
そんな悩みを抱える生徒に共通して足りないもの、それが 「メタ認知」 です。
◆ メタ認知ってなに?
「メタ認知」とは、自分の思考や行動を客観的に把握し、コントロールする力のことです。
たとえば、
- 「今、自分は集中できていないな」
- 「この問題、わかったつもりになっているだけかも」
- 「このやり方では時間がかかりすぎるから変えよう」
といったように、自分の状態や学習方法を観察・分析・調整できる能力のことを指します。
簡単に言えば、「自分をうまくマネジメントする力」です。
◆ 成績アップとメタ認知の関係
メタ認知力が高い生徒は、こんなことができます:
- 無駄な勉強を減らし、効率的に時間を使える
- 自分の弱点を正確に把握し、重点的に対策ができる
- 「わかったつもり」を見抜き、本当の理解にたどり着ける
- テスト中に冷静にミスを見つけ、修正できる
つまり、自分の学習を戦略的にコントロールできるため、短期間でも成果が出やすいのです。
◆ メタ認知を高めるにはどうすればいい?
以下のような習慣を取り入れることで、メタ認知力は高められます:
1. 振り返りを習慣にする
勉強の後に「何がうまくいったか」「何がうまくいかなかったか」を書き出してみましょう。
2. 自問自答をする
「これは本当に理解できているか?」「今の勉強法は合っているか?」と、自分に問いかける癖をつける。
3. 学習計画を立て、実行後に見直す
計画 → 実行 → 振り返り → 改善 のサイクルを回すことで、自分を客観視する力が育ちます。
4. 他人に説明してみる
「人に教える」は、メタ認知を鍛える最強のトレーニングです。わかっていない部分が浮き彫りになります。
「自分の勉強を客観的に見直す力」があるかどうかで、同じ時間をかけても成績に大きな差が出てきます。
雙葉進学教室では、こうした**「考える力」や「自分を知る力」**も育てながら、生徒一人ひとりに合わせた指導を行っています。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください!